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置き薬トラブル


◆タイプ 訪問販売型
◆勧誘方法 飛び込み訪問
◆ターゲット 家庭や会社
◆クーリング・オフ 不可(指定外商品)


 発祥は「富山の置き薬」。
 消費者に薬セットを預け,ルートの営業が定期的に訪問し,使用した分だけの薬代を受け取ってまた薬を補充するというシステム。風邪を引いたとき,咳き込みながら薬屋へ足を運ぶ必要が無く便利なシステムである。こういったシステムを導入している家庭や会社は多く,まともな会社のものであれば何の問題もない。
 ところが,新規顧客開拓に際し,消費者が断っているのに無理矢理薬を置いていったりするトラブルが発生している。薬を使用しなければ消費者サイドで金銭を支払うことはないが,セールスマンが説明不十分なため保管期間や引き取り拒否など,解約に関するトラブルが多い。
 セールスマンが勝手に薬を置いていったのであれば,ネガティブ・オプションが適用される。しかし,契約をしてしまったらクーリング・オフはできない。医薬品はクーリングオフの対象になっていないからだ。
 不要な場合は,きっぱりと断るのが肝要だ。

 実家でも置き薬は利用しているし,何のトラブルも起きていない。これが普通だろう。
 セールスのおぢさんは,ルートで回ってくる度「パソコン欲しい」と言っているのだが,訪問する度に新機種が登場するのでなかなか踏ん切りがつかないようだとか,雑談もするし親しげだ。
 閑話休題,会社(地方営業所)にも,飛び込みで置き薬セールスが来た。ウチの上司は断ることができないようで,すぐに契約してしまった。但し,「薬は使わないけど置かせてやる」とのこと。
 数ヶ月後,気の弱そうな男がルートで回ってきた。使用した薬の補充に来たのだ。
 すると,3000円請求された。上司は逆上して「そんなはずはない。薬は使わないと言ったはずだ」と。
 しかし,新しく配属された,何も知らない社員が使ってしまってたのだ。自己の非を認めることが苦手なその上司,更に逆上して「もういい。薬全部持って帰ってくれ!」
 現在,会社で買ってある薬はなく,各個人で購入しておかないといけない。常備薬くらい置いておけよ,と言えるほど私はまだ偉くない。


関連記事: 「ネガティブ・オプション」
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