「合法です!」はやっぱり嘘だった
21世紀のお正月に、衝撃的というよりは「やっとかよ」というニュースが飛び込んできました。
1月3日付の読売新聞によると、リストに掲載されている口座にお金を振込むねずみ講まがいの「マネーゲーム」に対し、警察庁が無限連鎖講防止法に抵触する可能性が強いと判断し、各都道府県警に実態把握を指示したという趣旨。
警察庁生活経済対策室は「最初の人を削除しても、加入者が無限に増加する前提になっている組織なら、ねずみ講にあたる可能性がある。ゲームと思って参加したら、自分が容疑者になる可能性がある」と注意を呼びかけているとも書かれていました。
遂に、警察が重い腰を上げたということです。
ねずみ信者に言わせれば、「まだ違法と決まったわけではない」と強がるかもしれません。確かにそうなんですけどね。
警察が実態把握を行い捜査に入る。ねずみ講参加者をしょっぴいて事情聴取を行う。その後書類送検を行い、法廷で違法か合法かが争われる……という手順になるものと思われます。
勧誘文には「主催者がいないので合法」とありますが、単にねずみ講に参加しただけでも法に触れます。この「サイドビジネス」「マネーゲーム」と称するものがねずみ講と認定されれば、遊び心で参加しただけでも罰せられます。この手のねずみ講においては、主催者が存在しないので、誰もが罰せられる可能性があります。
インターネットは誰もが情報発信者になれるという謳い文句がありますが、翻って誰もが犯罪者にもなりえます。よそのサイトから画像や文章を無断使用したり、歌謡曲のMP3や市販ソフトをアップロードして公開したリ、ほんの出来心的な行為であっても立派な犯罪になります。
自己責任がますます問われる時代になっているのです。
2001.1.23 追記
今日の新聞に、とうとう逮捕者が出たという朗報が入りました。
各県警(秋田、北海道、宮城)の合同捜査により、
・北海道在住の男性会社員(23)
・東京都内の大学生3人
が、無限連鎖講防止法違反(開設)で事情聴取、容疑が固まり次第逮捕となる方針。電子メールを使ったねずみ講の摘発は全国ではじめてのケースであり、以下、参加者の摘発も行われていくのかなというところです。
今回摘発の対象となったねずみ講は、「4人のリストに1000円ずつ送るだけで、大金を得られる」というおなじみのもので、1週間に1000件ものSPAMをばらまき、1000人以上から約110万円を集めていたとされるそうで、儲かったんですねえ。1800万円は無理だったようですが。
1999年10月頃から、岩手県内の会社員(24)ら9人に対してメールで勧誘したことから始まったとのことです。
今後が楽しみです♪